TiltShift Summit 2014(The Rights Approach)
2014年10月14日(火)~22日(水)の期間において、国際高校生会議「TiltShift Summit 2014」がインドの Daly College で開催されました。

第3回を迎えた TiltShift Summit は世界14カ国16校から代表の高校生が集まり、国際社会が現在抱える問題についての理解を深め解決策を模索する会議です。
今回は地球規模の問題の中でも特に深刻な人権問題のメインテーマのもと、移民・移住、貧困、環境という3つの分科会に分かれて議論が行われました。
本校は環境問題と人権問題との関わりについて福島原発のその後について発表した後に、他国の高校生たちと現地のスラムを実際に訪れた上でケーススタディーを行うという貴重な経験をすることができました。
◆参加校(16校)
イギリス、オーストリア、フィリピン、インド、フィンランド、タイ、スペイン、チェコ、デンマーク、オランダ、オーストラリア、アメリカ(2校)、シンガポール、日本(渋谷教育学園 渋谷と幕張の2校)
◆主な活動
10月14日(火)
成田空港発 ⇒ デリー着
10月15日(水)
デリー発 ⇒ インドール着
●Welcome Dinner
10月16日(木)
●開会式・基調講演・自国における人権問題に関する情報交換会
10月17日(金)
●トピックごとに関連施設訪問(渋谷は環境問題・幕張は移民問題)
Project Fair(自分の住む地域で活躍している人物についてポスターで発表)
10月18日(土)
●Mandu・Maheshwarでの研修(寺院や織物で有名な町)
10月19日(日)
●トピックごとのワークショップ・プレゼン準備
夕食時に International Night(自国の文化や民族衣装の紹介)
10月20日(月)
●トピックごとにプレゼン発表・インドール市内散策
10月21日(火)
インドール発 ⇒ デリー着
10月22日(火)
デリー発 ⇒ 成田空港着(解散)
参加した代表生徒は、会議がインドで開催されたこともあり、想像していた以上に文化や民族の多様性を実感することができたようです。

ホスト校から少し離れた村落を訪問した際に、住民の日常生活の悩みを直接聞くことで貧富の差を改めて認識しました。
村落で見聞したことをもとに、問題解決のための提言を考える分科会では、フィリピン、オーストラリア、日本、タイなど多様な国々の生徒たちが知恵をしぼって共通のプロジェクトに向かって協力できることに感動しました。