国際連合教育科学文化機関(UNESCO)事務局長 ボコヴァさんが来校されました

国際連合教育科学文化機関(UNESCO) ボコヴァ事務局長の日本公式訪問にともない、ユネスコスクールに認定されている本校において歓迎式典が行われました。
式典では学校長から歓迎の挨拶、生徒代表による歓迎の言葉、花束と記念品の贈呈に続いて、ボコヴァ事務局長から渋渋生へメッセージをいただきました。


歓迎式典

ボコヴァさんは外務大臣や各国の大使などの要職を歴任され、2009年に女性では初となる第9代ユネスコ事務局長に選ばれました。5カ国語を話すことができる語学の達人でもあります。

国連の専門機関のひとつであるユネスコは、諸国民の教育、科学、文化の協力と交流を通して、国際平和と人類の福祉を目的とした多くの活動を行っています。世界遺産を認定し、その保護活動をすすめることもユネスコの活動のひとつです。

ユネスコは2002年に決議されたESD(持続可能な開発のための教育:Education for Sustainable Development)の推進機関として指名されています。過去の遺産を保護するだけでなく、私たちの子孫がこの地球で生きていけるようにするために、それを困難にする世界的課題について考え、解決に向けて学び、行動するように世界に働きかけています。ユネスコ事務局長のボコヴァさんはこうした組織の先頭に立って活動されており、今回の日本訪問もその活動の一環になります。

ボコヴァ事務局長

本校は2009年にユネスコスクールに認定されました。ユネスコスクールは、ユネスコの理想を実現するための活動に取り組む学校です。

本校ではこれまで飛龍祭での活動をはじめ、生徒会での活動、模擬国連やJ8サミットへの参加といった活動を続けながら国際社会に目を向けてきました。ボコヴァさんの訪問は、渋渋の生徒ひとりひとりにとって「世界が抱える課題について、自分との関わりという視点で考える」よい機会となりました。