「渋渋」での講演が本になりました
講習期間中に開催される特別講座では、岩波書店のご協力のもと、岩波ジュニア新書の著者による講演会を行っております。これまでに5人の方が生徒のためにお話しくださいました。毎回、先生と生徒との闊達な議論が行われています。
『はじめての文学講義 読む・書く・味わう』
中村邦生著 / 岩波ジュニア新書
2014年12月の特別講座では「文学を楽しむ――なぜ富士には月見草が似合うのか」と題して中村邦生先生にお話しいただきました。事前に参加生徒が質問を送っており、先生が答える形で講演会が進みました。文章を読むこと・書くことの技法が、いかに私たちに人生の深さを気づかせてくれる存在であるかを熱弁とともに分かりやすく教えてくださいました。
講演終了後、岩波ジュニア新書の編集部の方々が、内容の素晴らしさと、先生と生徒とのやりとりに心を動かされ、その場で書籍化が決定しました。
「渋渋」の気風がよくわかる本にもなっています。ぜひ、ご一読ください。
